SNS上の相手との距離感(142話)

うつとの闘い

学校や大学へ行っている時は勉強がしたいと思うことはなかったのですが、

不思議なもので勉強が強制ではなくなると、

色々なものを学びたい、知りたい欲が出てきますね。

私はお金の知識と整体などの体の知識をもっと深めたいと思っています。

まだまだやりたいことがたくさんです。

好きから嫌いになるまでの早さ

2024年12月

こた美はうつになってからメンタル面の支えとして、

SNS上で様々な人と関わってきました。

SNS上ではこた美と同じようにうつになった方々もおり、

こた美の病気のことを理解してくださる方がたくさんいました。

リアルな友達には自分の弱さをあまり見せたり、

深く自分の話をするのは苦手なこた美にとって、とても居心地の良い空間でした。

ただ、理解してくれる人が多い一方で、

こた美も含め日常生活をなんとか生きている人もいます。

心の余裕のない人同士が集まるとどうなるか…。

こた美には1年以上関わっている仲の良い4人グループがありました。

4人とも精神疾患があり、お互いのしんどい気持ちを言いながら、

日々を過ごしていました。

雑談したりSNS上のミッションを一緒にクリアしたり、

とても楽し気にこた美も話していました。

しかし、ある時1人のメンバーが就職することになりました。

精神疾患を抱えながら働くことはとても大変です。

就職先が病気に合わせて仕事内容を完璧に合わせることは難しかったようで、

どうしても無理をしながら働いているようでした。

そんな時こた美がある投稿をします。

こた美「モヤモヤするなぁ…。」

このこた美の投稿には、主語が無かったため、

友人の一人が自身のことを書かれていると勘違いしてしまいました。

友人A「こた美ちゃん!これって私に対してでしょ!?」

こた美は非常にびっくりしたらしく、慌てて訂正をしていました。

こた美「(仕事のことを考えると)モヤモヤするなぁ…。という投稿だったんだよ。」

友人A「(友人Aとのことを考えると)モヤモヤするなぁ…。って意味でしょ!ひどい」

こた美「違うよ!私自身働いてないから、仕事のことを考えると辛いの…。」

友人A「私が働くようになったからひがんでるの!?ひどい!ほかの子にこた美ちゃんのひどさを伝えておくから!」

このようにSNSでは、自分の思いとは違うように伝わってしまうことがあります。

これがきっかけで、こた美は4人グループと一切かかわらなくなりました。

ほんの一瞬の出来事

人間関係の関わりは対人だともう少し話合ったりする機会もあり、

仲が悪くなるにしても徐々に離れていくことが多いと思います。

しかしSNS上ではどれだけ仲が良くても、

たった一言のすれ違いで、次の日には関係性が崩壊していることはよくあります。

リアルの生活が苦しくなればなるほど、

SNSの依存したくなる気持ちはわかります。

だから対策としては広く薄く色々な人と付き合うこと、

そして一番大事なのは自分が傷つかない距離感を見つけることだと思います。

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