診断書が欲しい(第24話)

うつとの闘い

精神科の診察日が退院日と同じになる

こた美(妻)が入院している主治医の先生との話合いで、

精神科の先生へ紹介状を書いてもらう話をしていましたが、

その日にちがこた美の退院予定日でした。(10月27日退院予定)

小太郎(私)「退院した後そのまま診察に行けるからちょうどよかったね。」

と話していました。

そして精神科へ行く日にちが10月27日になることを学校側へ伝え、

教頭先生「わかりました。」

と言い、そこで話は終わったかと思いました。(10月6日頃に伝える)

しかし、そこから数日経ち、教頭から連絡が入ります。(10月14日頃)

教頭先生「突発性難聴の診断書が10月27日までで、

精神科の病院へ行くのが27日だと診断書の期間が途切れるてしまいます。

早めに受診できる病院をさがすことはできないでしょうか。」

とのこと。

こた美の有給は1か月以上あるので、診断書が出ない期間は有給で休めば何も問題はありませんでした。

なぜ探す必要があるのか最初意味がわかりませんでした。

しかし、そこには学校側の問題があるようでした。

代替の先生を雇う際に提示する雇用条件

こた美の務める学校では

こた美が入院中に授業を替わりにできる教員はいませんでした。

そのためこた美が入院している間、その教科は行えていない状況でした。

学校側は早急に代替の教員を探さなければなりません。

教員探しで大事な提示条件の一つが雇用期間です。

雇用期間が1年だと働こうとなりますが、雇用期間が3週間とか未定だと

なかなかやりたいと思ってくれる教員がいません。

今回妻の診断書が10月27日まで、精神科から診断書がもらえるのが1週間後程度として、

「空白の1週間」ができます。

突発性難聴の診断書:  10月27日まで

妻の有給で休む日数:   10月27~11月3日

精神科でもらう予定の診断書:11月3日~(約1週間後)

そうすると学校側の提示条件としては、2週間程度働いた後に1週間待機してもらって、

その後数か月~数年働く可能性が高いという言い方になってしまいます。

この提示条件としてはあまり先生が集まらない条件になってしまいます。

各教科の年間で行う授業日数も決まっている為、

とにかく早く授業を再開したい、しかしこの条件では教員が決まらない。

この焦りから学校側の連絡があったのだと思います。

まとめ

教頭先生から電話を受けた時に

小太郎「やっぱりそういうことしてくるよな」

と思いました。

学校を運営することで頭がいっぱいの校長先生や教頭先生では

こた美の状態を理解しようとしていないのは感じていました。

この後早く代替の教員をみつけたいという焦りの態度がありありと伝わる電話がこの後数回続きます。

妻を支えながら、教頭等学校側からの圧、それらを仕事をしながら行わなければならず、精神面でも体力面でも相当この時はきつかったです。

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