一人の時間 (第16話)

うつとの闘い

会社終わりのお見舞い

私の職場は自宅から車でおよそ40分程度の所にあるのですが、

妻の病院は私の職場からさらに50分(計1時間半)離れた所にあります。

妻のことが心配で毎日お見舞いにいきたいとは思っていたのですが、

仕事が8時を過ぎることと毎日3時間車の運転をすることを考えると

体力、気力的に2日に一日にしか行けませんでした。

特に妻を支える際に気を使ったのが、気力がなくなることです。

仕事やお見舞いで体力を使うと自分が休みたいのに休む時間が無くなるので、イライラ…。

すると妻からの寂しいラインやしんどいラインを見ると自分も気分が落ち込んでしまい、

最悪妻に自分のしんどい気持ちをぶつけてしまうこともありました。

なのでできるだけ自分の気持ちに余裕が持てるよう、仕事をやり過ぎず妻を心配し過ぎず、

無理をしないことを心がけました。

ちょっとしたリラックス時間

妻が入院する以前は仕事から帰ったら夜ご飯の準備、妻が帰ってきたら仕事の愚痴を聞きながら就寝するの繰り返しでした。

これはこれでかなり忙しい毎日を過ごしていたので、妻が入院したことで夜の過ごし方に余裕ができました。

携帯ゲームをしたり、本を読んだり、好きな時間に寝るという自分の時間を持てたので、

気持ち的には妻を支える上でも良かったと思います。

まとめ

私は妻が入院中に絶対にやっていはいけないこととして、私のしんどい気持ちを妻にぶつけてしまうことだと思っています。

妻のしんどい気持ちを素直に共感するためにも、妻と関わらない時間にどれだけ自分のストレスを発散し、

気持ちに余裕を持った生活が送れるかを大切にしていました。

余裕がなくなりすぎると自分や他人のことなんかも何も考えられなくなっていきますからね。

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