空回りして働く妻(第四話)

うつとの闘い

さて今回お話するのはコロナから職場復帰した妻(こた美)がどんな働き方をしていくのか?

いつも以上に頑張ろうとする

コロナにかかったのが8月下旬からだったのですが、

結局コロナの後遺症が長引いてしまい

9月5日くらいまで職場を休むことになりました。

学校はすでに始まっており、特に9月は文化祭関係のイベント準備で忙しかった為、

どの先生方も余裕がなくなりやすくなる時期です。

それに加えてコロナ開けで出勤する妻。どうなるか?

そうです。いつにも増して一生懸命に働いてしまいます。

今まで9時には学校を退勤していた妻でしたが、

10時過ぎに帰ることも増えていきました。

また、教員には校務分掌という授業以外に学校を運営するための仕事が割り当てられるのですが、

妻は「生徒会」という担当でした。

生徒会は文化祭や生徒会選挙、他の学校同士の交流等の活動を行うのですが、

その計画や準備は担当の教員が行わなければなりませんでした。

文化祭の主な計画や進行は生徒会担当の先生が行う必要があった為、担当は妻になります。

(本当は学年に一人ずつ配置されて3人いるようですが、メインの担当が妻だったため、

ほとんど他の先生に協力してもらうことができなかった様子でした。)

文化祭プログラムの計画立案、部活での催し物の確認、合唱練習の時間割り、会計等

体育祭の時は体育の先生方数名でやっていた内容を1人でこなすことになっているようでした。

蓄積されるストレス

9月病み上がりからまだ息苦しさも残っているなか、授業の準備、文化祭の準備、

これらを一人で抱え込んで仕事をする状態になっていました。

そして仕事に復帰してまた始まったのが、「もうしんどい」「仕事多すぎる」と

帰宅してから私に愚痴を吐くことが増えていきました。

職場の人には誰に相談できず、「自分で何とかしないと」と

一人で仕事を抱え込んでるという状態でした。

私は妻の限界は近いのではないかと思っていたのですが、

文化祭まで何とか耐えられれば少し余裕が出てくるのではと思い、

ひたすら話を聞くしかありませんでした。

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