うつ病へのカウントダウン(第三話)

うつとの闘い

新婚旅行が終わりここから新婚生活スタートだ!って所で、不穏な出来事が…

妻 コロナにかかる

2022年夏頃

新婚旅行を終え、とても満足な旅行だったのですが、家に帰宅してから妻(こた美)の体調が悪くなりました。

高熱、吐き気に襲われ、新婚旅行が終わって2日後くらいに病院で診断を受けると「コロナ」という診断を受けました。

妻の症状としては、高熱と呼吸困難でした。

当時ワクチン接種はしていたものの、人によって症状が異なることから有効な対策がなく、様々な情報が飛び交っていました。

特に妻は呼吸困難がひどく息がとにかくしんどそうで、パルスオキシメーターで血中酸素濃度を測りながら、常に様子を見ていないと危険な状態でした。

病院へ行きましたが、診察、採決、レントゲン等すべて見てもらっても異常はないと言われ、特に対処法も言われなかったので、症状が治まるまで耐えるしかありませんでした。

職場連絡の恐怖心

コロナにかかると当時は約1週間程度自宅待機期間があったと思いますが、

妻の病気の症状がかなり重かった為、

自宅待機期間を過ぎても職場復帰できる状態ではありませんでした。

妻は毎日「学校へ行かないと!」と呼吸もままならないまま叫んでいましたが、

実際はいける状態ではないので、妻が学校へ電話をします。

管理職からは「わかりました」と言われて、切れたらよかったのですが、

その次の言葉には必ず「授業はどうするの?」と聞かれ、

休む中でやらせる課題を考えなければなりませんでした。

妻はコロナになる可能性も考えて、数回分の授業課題を考えていましたが、

症状が長引くにつれて授業課題のストックもなくなり、

電話するたびに聞かれる「授業はどうするの?」という恐怖と

病気が治らない事の焦りから毎日泣きながら「授業がもうない」と叫んでいました。

管理職からすればいきなり休む方が問題という考え方かもしれないのですが、

学校全体で病気になった先生をカバーできない体制にしてるのも

問題なのではないかと個人的には思いました。

コロナで試される職場の管理体制

コロナなどの不測の事態の時ほど、職場の対応が試される所ですね。

妻の職場では休みをカバーできる人や管理体制ができていなかったのかなと思います。

また私の職場でも一部従業員や管理職がコロナになっても

職場に来るのが許される風潮だったので、

危機管理的には甘めでした。

教員が人手不足で余裕がないのはわかるのですが、

一言でも「ゆっくり休み」と言ってくれれば、

それだけで気持ちは楽になるのですが…

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