進路(160話)

うつとの闘い

人生の選択において、

何かをやる選択と辞める選択どちらが大変かというと、

おそらく辞める選択の方がエネルギーを多く使うような気がします。

進路についての話し合い

2025年12月

私が休職してからも体調の改善があまり見られなかったこた美。

それでも今までパニックになって話し合いすらできませんでしたが、

今後のことについて少し話せるようになりました。

こた美「将来について何も考えられない。」

私「そうやね。今の現状では復職プログラムを

  乗り越えられるかで不安な気持ちになってるからね。」

私「以前は教員に戻って、楽しく学級経営や授業をしたい気持ちが強かったけど、

 今はどんな感じ?」

こた美「教員は1%の楽しくて、99%のしんどいことがあって、

    以前はその1%の楽しい方に意識が向いていたから、やりたいと思って、

    モチベーションも高かった。」

こた美「ただこの前一人旅をした時に、少し動いただけでも息が上がってしまって、

    この状態のままでは教員は出来ないと思って、今は99%の不安やしんどい方に

    目が向くようになってる。」

私「そうか、しんどい事ばかり考えると不安だし、しんどいよな。

  一番はこた美が自分で納得して次の進路を決められることだと思う。」

私「ただ、今の現状で仮に無理をして復職プログラムを乗り越えられたとして、

   4月から職場復帰をした時に働けるイメージがあるやろうか?」

こた美「まったく働けるイメージが出来ない。」

こた美「でも働いてみたら、もしかしたら働けるかもしれないと思っている自分もいる。」

こた美の状態を見れば、教員という負荷の大きい仕事をすることが難しいのは、

こた美自身が一番わかっていました。

それでも今まで積み上げてきたキャリアや努力が無くなるのが不安なのもあり、

辞めるという選択肢はあっても、決断するのはとても難しいことでした。

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