皆さんは働きすぎで倒れた職場に戻りたいと思いますか?
私が教員をしていた頃は月の残業時間は150時間を超えていました。
再び過酷な労働環境に戻ろうと決めたこた美。
それでもやりたいと思える程やりがいのある職業だということです。
生徒と心が通じ合える
また生徒に出会えてよかったと言ってくれる。
この瞬間の喜びの為に教員は朝早くから夜遅くまで
全力で仕事にうち込みます。
復職が成功するかわからないですが、
全力で応援しようと決めました。
3年ぶりの学校訪問
2025年7月下旬
こた美が3年前に病気で入院してから
学校との連絡はすべて私が行っていました。
しかし、復職すると決めた以上、
学校の人との関わりも少しずつ慣らしていかなければなりません。
そこで学校へ行けるかの確認と顔合わせの為に
こた美と私で学校へ行こうと話し合いました。
事務の人に連絡し、校長先生と事務の人と会う約束をしました。
さいわい夏休みに入っており、
学校に生徒がおらず先生方も比較的時間がとりやすいので、
タイミング的には良い時でした。
学校訪問当日
こた美「あー、気持ち悪い」
車で学校へ向かう途中
顔がどんどん引きずっていきます。
私は学校の中へ入れるかどうかが勝負所だと思いました。
三年ぶりの学校。
私「行こうと思えるのがすごいよな、
ここまで来るまで良く頑張ったね。」
行けなかった時も自分を責めないように、
こた美を褒め続けました。
学校へ到着し、こた美はというと…
車から降りたこた美は不安ながらも
私と一緒に学校へ歩き出すことができました。
校長先生と学校事務の方とのお話
校舎へ入り、校長室で校長先生と事務の人が出迎えてくれました。
校長先生とは私も初めての顔合わせでした。
校長「(こた美)先生が学校に来ることが出来て本当に嬉しいです。」
事務の方「お久ぶりです。お会いできてうれしいです!。」
特に事務の方がこた美に会うことができてとても喜んでいる様子でした。
こた美「お久しぶりです!この数年色々と支えて下さりありがとうございます。」
こた美も挨拶をしつつ、緊張はしていたと思いますが、
パニックにはなりませんでした。
話した内容としては
- 休職する前の教職員との人間関係
- 復職プログラムとは具体的にどのように行うのか?
まず最初にこた美が休職する前の職場の人間関係のについて話をしました。
幸い一番苦手な元学年主任、教頭、校長のすべて転任していました。
しかし、1人まだ苦手な先生が在任していたので、
復職プログラムではその人と関わらない所の学年で行うことを話し合いました。
復職プログラムについておよその流れとして、
- 学校へ診断書等を提出
- 指定された病院で復職プログラムを受講可能かの審査
- 復職プログラムの実施(1か月間)
- 復職プログラム実施後の審査1
- 復職プログラム実施後の審査2
- 審査が通れば来年度から勤務が可能
これらのステップがあるとのこと。
特に気になる「3.復職プログラムの実施」の中身について聞きました。
第一段階:職員室に入る、教室に入る、
第二段階:授業の見学
第三段階:午前中のみの授業
第四段階:通常の勤務と同じ時間の勤務
しかしこれらはあくまで一例であり、
学校の状況やこた美の状態によって臨機応変に対応するとのことでした。
実際に復職プログラムの対応してもらうのは、
校長先生ではなくある学年の教員なので、
こた美に合わせて対応をしてくれるのか正直難しいように思いました。
30分くらいで復職プログラムの話を終えると残っていたこた美の私物を回収しました。
またこた美が一緒に働いていた時の先生が職員室に何人かいたので、
その人達にこた美が挨拶をしに行っていました。
こた美「○○君全国大会行ったんですか!」
など普通に子どもたちのことを楽しそうに話していたので、
復職へ希望を持つことができました。
結局1時間程でこの学校訪問を無事終えることができました。
帰りのこた美は疲れているようでしたが、
同時に充実感もある感じでした。
本当によくがんばった!
コメント