義母の異変(第17話)

うつとの闘い

娘のために一生懸命な母

前回までは妻の入院や私の入院中の見舞いについて話しましたが、今回は義母についてです。

義母は妻を総合病院へ連れていくことをアドバイスしてくださったり、

入院した当初に連絡した際は一緒に支えていきましょうと話をしていました。

とてもしっかりしていて安心するなと思っていました。

妻の入院中は一日に一人、家族しか会えない為私がいけない時は義母が見舞いに行ってくれていました。

その時妻が欲しいと言ったお菓子とか飲み物や本、塗り絵などたくさん買ってきていて、

妻をとても心配している様子がわかりました。

さらに1時間以上かけて県外の神社でお守りを買ってきて健康を祈願しており、

娘が心配でしかたがない様子でした。

娘に伝えたい母の思い

義母はめちゃくちゃ一生懸命娘のことを思っているので、義母と妻のラインでのやり取りで、

「きっと良くなる」、「大丈夫」、「治ったら○○行こう」と妻を励ましていたそうです。

一方で妻の思いとしては、「今は不安でいっぱいだから言わないで欲しいな…」です。

すれ違いが起きてしまっているのです。

義母が娘に早く元気になってほしい気持ちはとても良くわかるのですが、

義母の思いが強すぎて、妻はその思いを受け止められる程の心の余裕がありません。

このすれ違いが少しずつ広がっていきます。

まとめ

私はまだ子どもがいないので、子どもがどれだけ大切な存在なのか、身をもって実感することは出来ません。

しかし、義母を見ていると一生懸命自分の娘を大切に思う気持ちがびしびしと伝わってくるので、

子どもの存在って大きいのだなと思います。

またその大きすぎる思いがあるゆえにすれ違いが起きてくるのかな…

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