物欲センサーを強制的に断ち切る(第50話)

うつとの闘い

今回コピー商品を騙されて買わされそうになった妻ですが、なんとか一歩手前でお金を返金してもらうことに成功しました。

このことがきっかけで妻に変化が現れます。

ネット通販のクレジットカード登録を削除

2022年11月下旬

最近物を良く買ってしまう行動について、こた美自身も異常なことだとはうすうす思っていたそうです。

ただ、自分が止められないので、必要なものだと言い聞かせていたようでした。

この事件がきっかけでついに物を買わないようにしたいと思い立ちます。

何をしたかというと、

ネット通販に連携しているクレジットカードの登録を削除すること

でした。

アマゾン、楽天、その他の服のサイトで購入したことのあるクレジットカードの登録をすべて解除していきます。

そして携帯のアプリもすべて削除してすぐに見れないようにしました。

こた美曰く、

こた美「今やめたいと思っている時にやっておかないとまたすぐに買いたくなる。」

とのこと。

こた美がお菓子を買う回数が増えた際に、私が

私「ちょっと買いすぎじゃない?」と言った時は

こた美「今私が食べたいから必要なものなの!」

とこた美理論で話し合いはなかなか難しい感じだったので、

今回の事件が起きたおかげ気持ちが変化したので、結果的によかったかなと思いました。

精神的不安からくる物欲

10月から11月下旬にかけてとてもたくさんの物を買いました。(合計数万するウィッグ…etc)

こた美はもともと仕事のストレスを物欲で満たす所があったので、

注意はしつつもこれくらいは仕方がないのかなとそれほどこた美の行動に対して制限はしていませんでした。

さらに私はこの時仕事が忙しく、毎日帰るのが夜の8時や遅くなると11時くらいになることがあり、

あまりこた美との時間をとることができていませんでした。

おそらく働けていない状態の妻にとって24時間常に大きなストレスがこた美にかかっていたのだと思います。

本当はそのストレスを私や親にぶつけたいと思っていても、それが出来ない。

だからストレスの矛先が物欲として現れたのかなと思います。

今なら「早めに話を聞く時間を作ってあげれば…」と思うのですが、当時はまだどちらかと言えば仕事の方に重きを置いていた為、こた美とのコミュニケーションが不足していたように思います。

精神的にストレスがある人はこた美の場合は物欲でしたが、そのほかにも過食や拒食等色々な行動で「助けてほしいよ、しんどいよ」のサインを発しているかと思います。

支える側としてはその行動の対処も必要ですが、根本にある「助けて、しんどい」の気持ちに寄り添うことが一番大切なのかなと思います。

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