妻と歩むうつ病闘病(自宅療養編)⑲ 妻京都へ行く 

新年からどんどんと体調が悪くなっていく妻。

数分先には自分がどんな体調になっているかもわからない状態で、妻も私もかなり気持ち的には疲弊している状態です。

そんな中、実は昨年(2022年)に妻のお友達と1月に1泊二日旅行へ行く計画を立てていたのでした。

本当に旅行いくの?

妻がお友達と旅行の計画を立てていたのが2022年の12月頃でした。

その頃の妻の体調はかなり良い方で、気持ちの浮き沈みはあったものの、1泊2日の旅行ならば多少のしんどさは我慢できるかなと思っていました。

しかし、2023年1月の妻の体調は…最悪です。

服を着るのでさえ出来なくて泣いてしまう、家でも寝られずに暴れる、この状態で外を歩いたり、ホテルで寝ることができるのか?いやできないでしょう。

私「今回は旅行やめといた方が良いんじゃない?」

と言いやめるよう提案しました。

妻も自分の体調を考えてやめるかなと思っていたのですが、妻は言いました。

妻「いや!私は京都で写真を撮りたいの!」

妻は学生の頃から舞子さんの恰好をして写真を撮ってもらったり、コスプレをするのが結構好きでした。

今回の旅行では花魁のコスプレをお友達とするらしく、それが今を生きるモチベーションだとのこと。

京都旅行のワクワクが勝つか、病気の症状に負けるか五分五分以下の中、確認しなければならないのは妻のお友達が妻の状態を理解して旅行に行ってもらえるのかでした。

妻はお友達に現在の症状をすべて話、もしかしたら写真を撮ることもできず、すぐに帰ることもあることも正直に話しました。

妻の友達「全然大丈夫。(妻)ちゃんの状態は前から聞いていたし、それをわかった上で私は(妻)ちゃんと旅行したくて誘ったんだから。」

なんて良い友達なんでしょう。妻のお友達の心の広さにただただ感謝しました。

この人なら妻が最悪パニックになっても任せられると思い、妻が旅行へ行くことを賛成しました。

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