妻と歩むうつ病闘病(自宅療養編)⑱ 気持ちのジェットコースター

うつ病など気持ちがしんどくなると何かしらの区切りを境目に体調が一気に悪くなることがあるようです。妻の場合はそれが新年と4月(学校の年度が変わる月)でした。

新しく色々始めたいけどできない。アクセルとブレーキを両方思いっきり踏んでいる状態な気がします。

やりたいことができない毎日で気分の浮き沈みが次第に大きくなっていきます。

数分後には変わる気分の変化

2023年1月

1月に入り妻の気持ちが落ちている時間が長くなり、ご飯が食べれない、食べても吐いてしまうなど体に栄養を補給することがしにくくなっていきました。

1月から特に気になった症状として現れたのがいきなりやってくる「パニック」です。

私が仕事から帰り今日一日の様子を妻に聞くと「しんどかった、気持ち悪かった、寝れなかった」等体の不調を報告してくれたりするのですが、

その次の瞬間

妻「あ”ぁぁぁーーーーーーーー!!」

妻がいきなり奇声のような大声で泣き出します。

つい数分前までは普通に会話ができてたのに、この状態になると私の声も聞こえません。

ひたすら泣き続ける妻の背中をさすり続けます。

その日に何か嫌な事があったとか、私が何か言ってしまったとかではなく、

本人もどのタイミングでパニックになるのかわからないとのこと。

パニックは深夜にも

パニックはどのタイミングで起こるかわからないということは、

深夜1時だろうが深夜3時だろうが容赦なくパニックは襲ってきます。

私が寝ていると

妻「あ”ぁぁーーーー!!」

この声を聞くと私は飛び起きるように目を覚まして妻の背中をさすります。

そして妻の気持ちが落ち着くと

妻「ごめんなさい。夜中ずっと我慢してたけど無理だった。」

と泣きながら謝ってきます。

私「全然大丈夫よ。しんどいよな。」

と言いながら妻をなぐさめつつ、日々を耐えていました。

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