前回は精神科へ通院したときの話をしました。先生との相性ももちろんあるのですが、精神科の先生がどういう治療ができるのか、患者側も知っておく必要があるかなと思います。
もし生活指導や過去のトラウマなどに向き合うならば「カウンセリング」を併用するのも一つの方法かもしれませんね。
私たちが現在通っている通院先にもカウンセラーがいるので、何度かお世話になったことがあります。
さて今回は再び私たちの生活の話。
少しずつ落ち着いていく日常
2022年12月頃
退院直後にはすぐに転職を考えだし、さらに11月からは物欲が止まらなかった嫁でしたが、フリマの事件の後は物欲も少し抑えられるようになりました。
妻は夜寝る時に不安で眠れなくなることはあったのですが、私が仕事へ行ってる最中も掃除や洗濯、晩御飯の準備など、
少しずつ体が動けるようになり、12月は毎日の生活が比較的穏やかになりました。
私は職場や家族との関係と距離を置くことで、少しずつ気持ちが回復してきたのかなと思っていました。
体の調子が良くなってきた妻は来年に向けて、
妻「私は決めた。今年いっぱいはしっかり休んで、来年から転職活動をする!」
と宣言をしていました。
この調子で良くなっていけば転職活動ができるかなと私も思っていたので、
私「今年はしっかり休んで、来年から無理せずやっていこうね。」と
話していました。
クリスマス前夜祭にかかる一本の電話
2022年12月23日
妻はこの日クリスマスの前夜祭ということで、キッシュやクリームシチュー、野菜やお肉のオーブン焼きなどを作ってくれていました。
さらに地元で人気のホールケーキも買っていたので、豪華なディナーです。
私も嫁もテンションあげあげで、とても楽しみにしていました。
そこに一本の電話が妻の携帯にかかってきます。
妻がその携帯に出ると
??「ぐすん,どうして私がこんなに言われないといけないの!ねえね(妻)とママたちの問題じゃん!」
いきなりこの言葉から始まった電話相手は、妻の妹からでした。
妻の妹「私関係ないのに、どうしてねえねのことを聞かなきゃいけないの!」
妻も私もびっくりです。
妻の妹は他県に住んでいますが、年末ということで義父母の実家に帰っていたのだと思います。
そこで、私と義父母との関係性が絶たれており連絡が出来ない状態のため、妹の方から姉(妻)に連絡するように言われたそうです。
私と義父母が当初連絡していた際もそうなのですが、「お願い」ではなく「やって当然」の言い方をしてしまいます。
義父「妹として姉の状況を聞くのはやらなければならないことだ。」という言い方を妻の妹はされたようです。
なのでその感情を姉(妻)にぶつける為電話をかけてきたのでした。
妻は妹に「迷惑かけてごめんね。」とただただ謝ることしかできませんでした。
妻の妹はわんわん泣いています。
すると電話の向こうで、義母の声がします。
義母「今お姉ちゃんと話してるの?ちょっと変わって。」
その声を聴いた瞬間妻の表情がいっきに強張りました。
妻「ごめんね。一度電話切るね。また話しよ。」
そして義母から「もしもし」という声を聞いた瞬間、携帯の切るボタンを押して通話を終えました。
妹との電話が終わった後
妹が妻にこの電話をしたことで、義父も反省したのか再び妹に対して、姉(妻)の様子を要求するようなことはしなかったそうです。
ただ、ここからが大変。
妹の電話が終わった後、妻の体調がみるみる悪くなっていきます。
妻「私のせいだ。」と自分を責めだします。
吐き気、腹痛、夜寝る前に暴れる等一時期治まっていた症状が一気に表れました。
この後妻の気分が回復するまで2,3日妻を付きっ切りで介抱します。
クリスマスイブ、クリスマスはこうして何もできず一瞬で通り過ぎていきました。
感情をぶつける相手を間違えてはいけない
気持ちがいっぱいいっぱいになった時に人は基本的に一番甘えてる人や言いやすい人に言ってしまいます。
妻の妹もそれが妻なので、そのまま感情を妻にぶつけてしまいました。
ただ、今は妻の精神状態はかなり不安定です。
妻の妹にも旦那がおり、義父母から嫌なことをされたのなら、まず旦那に相談すればよいかなと思うし、
それができないならせめて私に感情をぶつけて欲しかったですね。
義父母が私たちと連絡できないしんどさを妻の妹にぶつけるのも間違ってるし、
妻の妹がその感情を妻にぶつけるのも間違ってると思います。
私の個人的な思いとしては、
「妻が回復するまで義父母とも妻の妹とも距離が取りたい!関わりたくない!」
でしたね。
苦々しいクリスマスの思い出です。
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