妻と歩むうつ病闘病(自宅療養編)⑨ 娘に会わせて!

娘に会いたい義母

家出の支度を終えた義母が再び戻ってきました。

そして、義母から「もう二度と会えないので、最後に(妻)と二人で話がしたい。」

と言ってきました。

私は会わせたくない気持ちがありつつも、悩みました。

妻が退院してから一度も会えていない辛さは相当なものだと思います。ただ義母の精神状態を見てるととても不安定で(妻)との話し合いができる状態だとも思えなかったからです。

隣にいた妻に義母と会うか聞いた所、答えは即答でした。

妻「いや。会わない。」

妻「今まで喧嘩したときも最終的に(義母)に言いくるめられてきて、私の気持ちを聞いてはくれなかった。今回も聞いてくれるとは思えない。」

とバッサリ。

私が義父母に「今は(義母)と(妻)がお互い話を聞ける状態ではないので、落ち着いたら話をしましょう。」といいました。

義母の感情はいまにも爆発しそうです。

すると義父から

義父「今の精神状態は(妻)よりも(義母)の方が悪くなっている。(義母)の頼みを聞いて欲しい。」

と言ってきました。

妻の両親は妻の精神状態の不安定さを知らないのでしかたがないとは思うのですが、私はとても不快な気持ちになりました。

精神状態を比較すること自体おかしなことですが、「今体調が悪いのは間違いなく妻の方でしょ!」と言いたくなってしまいます。

しかし、義母の精神状態もかなり不安定な状態だった為、譲歩案として

私「(義母)は(妻)と二人で会いたいと言いましたが、私も含めて話すのは良いですか?」

と提案しました。

今思うと妻に了承を得ていないまま話を進めようとした為、私もあまりよくなかったのですが、

義母の答えは

義母「二人じゃないと嫌です!二人で話をさせてください!」

でした。

もう話は平行線です。

妻の両親からは妻に会わせろ。妻は会いたくない。

このやり取りを何回か繰り返した後、ついに義母が家を出て行ってしまいました。

まとめ

当時を振り返ると私も含めて4人とも相手の話を聞ける余裕はなく、お互いに主張し合うだけの話し合いになっていたように思います。

せめて私と義父の二人が冷静に話し合える関係を築ければ、もう少し違う結果になっていたかもしれませんね。

コメント

タイトルとURLをコピーしました