妻と歩むうつ病闘病(自宅療養編)⑦ 娘の思いを父、母へ伝える

妻に対する両親の対応(過去編)

妻が入院する一年前(2021年頃)にも同じように妻がうつ状態になりそうな時がありました。

その時妻はまだ実家暮らしだったのですが、毎日吐き気、頭痛、腹痛、めまいが起きている中、無理やり職場(学校)へ行っている状態でした。

自分で車を運転することもできない精神状態の中、妻は何度か義母に「仕事を休ませてほしい」と相談したそうです。

しかし、義母は「休むなら直接学校へ行って謝ってきなさい。」と言い、妻を車に乗せて義母の運転で学校へ連れて行っていました。

またその時義父は

義父「私も仕事で苦労したことはたくさんある、それくらい(妻)も乗り越えなさい。」とアドバイスしたそうです。

私がこの状況なら発狂して家から飛び出すかもしれません。

両親に共通して言えることは、妻の気持ちが聞けず両親が良いと思う価値観を妻に押し付けている点です。

みるみる衰弱していく妻をみて私の家に来るように言ったのですが、義母に止められてしまい、逃げることはできませんでした。

心身共に危ない状態でしたが、幸いすぐに夏休みがあることで仕事量が減りこの時は何とか気持ちを持ち直すことができていました。

娘から父へ思いを伝える。

2022年11月2日

妻と義母との関係が悪くなってから約1か月、両親との関係をほとんど絶っていたので、妻もそして義父も緊張していたかと思います。

妻「もしもし、久しぶり…」

妻が父へ伝えたことは主に5点ほど

  • 入院中仕事を辞めたいことを妻の母に相談したところ辞めてはだめと言われて辛くなった。
  • 入院中母、妻、妹の三人のグループラインの所で(妻)さんとさん付けで距離を置かれた。
  • 黒いメッシュの袋事件の時に妻の母からの怒りのラインがしんどかった。
  • 入院中「すぐに元気になるよ」等の励ましがプレッシャーになっていた。
  • 退院後妻の母から「気晴らしに〇〇行こう!」等の誘いがしんどかった。

妻の体調も万全な状態ではない中、義父に話すのはかなり緊張してしんどかったように思います。

ただ、義父も何も言い返さずしっかりとうなずいて聞いてくれていたので、落ち着いて妻が話すことができている様子でした。

妻が話を終えると義父から

妻の父「(妻)の気持ちは分かった。親に対してしんどいという感情を(妻)が持っていたということに驚いている。」

私「私から妻のことを言ってもなかなか信じてもらえなかっただろうと思うので妻から直接聞いてくれてよかったです。」

妻の父「娘が親に対して隠すことはないと思って義母も一緒に聞いていた。」

私「!?」

一気に緊張が走りました。妻の話を直接聞いてくれたのは良かったと思いましたが、どんな行動に出るのか、想像ができませんでした。

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