2月に病院へ行った時の私の心境としては
「こた美の気持ちを軽くしてあげたい」という気持ちもありましたが、
それ以上に私自身の日々の疲労や焦りからくる助けて欲しいという気持ちもかなり多きかったかなと思います。
ただ言われるのは、
精神科の先生「薬を変更して不安の気持ちを抑えましょう。」「薬を変更して睡眠がとれるようにしましょう。」
だったので、この時私の感じた不安感や絶望感みたいなものは相当大きかったです。
ですがここで私がへこたれたら家庭が崩壊してしまう。
そう思い、自分が出来ることは全部やっていこうという決意をした日でもありました。
勤務先の社風は?
私の務めている会社は従業員数200名程度のものづくりを行う会社です。
この会社の特徴として、社長の意見が絶対、家族経営、年に一度の社員旅行、会社のイベント(スポーツ大会等)がある、良くも悪くも昔ながらの慣習が根強く残っている会社です。
ほとんどの社員は義務休暇日数(5日)しかとることはありませんし、
部署によっては部署手当を支給して、定額働かせ放題の実態になっている現状もありました。
そのような社風で介護休業制度は会社には存在しますが、取得した人がいるか長年勤める人に聞いた所、数名程度しかいないとのことでした。
約75年間の会社がある中で数名なので、あまり休みが取りやすい雰囲気ではないことがわかります。
病気になって会社を休む人は私が勤めてから何人も見てきましたが、確かに介護で仕事を休む人は見たことがないなという印象でした。
会社の方針に逆らうと…
私が勤める会社の社風は社長絶対主義だと話しましたが、
これは社長の思いに対して意見を言う社員は冷遇される可能性が高いということです。
例えば、給与の受取り口座が会社指定の所をネット銀行にする為の交渉や
サービス残業をしたことに対する給与を求める、また転職活動がばれた場合など
労働者にとっては正当な権利を主張しているのですが、その権利を主張しすぎて社長が気に入らない社員認定されるとどうなるかというと、
その社員(20代後半)はボーナスカット、新しく会社規則を作成(髪の毛の色の指定)され、その社員は規則に反するので辞めるように言われたようです。
その社員はもともと私が勤める会社に長居するつもりはなくメンタルも強いので、
その後も自分のペースで最後まで就労と転職活動を両立させながらIT企業への就職を決めて
出て行ったので問題なかったのですが、人によってはかなり風当りが強いように思います。
また、国の制度で育児休業が男性でも最長で1年間は取れるようになっていますが、
1年間の取得をある男性社員が求めた時は、総務の人に数回呼び出されて
「なぜ1年間も必要なのか」、「1年間の育児休業の取得は普通考えられない」等々止めろとは言わないが1年間の育児休業は…とかなり圧力をかけられたとのこと。
結局その社員は総務の意見を押し切り無理やり1年間の育児休業を取りました。
国の制度はあるもののやはり会社のルールや社長の一声で、取りやすい雰囲気になるかならないかが
大きく左右される為、介護休業の取得ができるか不安な部分がありました
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