入院の延長と学校復帰は難しいことを伝える
10月4日(こた美(妻)の入院から約2週間後)
学校と話した主な内容
- 耳の治療後に職場復帰は困難であること
- こた美の入院している病院から精神科の病院へ紹介状を書いてもらう予定
- 精神疾患での休暇だと180日間病休が取得可能
- 精神の病気で病休をとると復職するために復帰プログラムを行う必要がある。
病院の方で主治医と話した内容を学校側へ伝え、
こた美の精神状態では例え耳の状態が良くなったとしても
職場復帰は困難であることを学校側に伝えました。
まず校長に言われたのが「来年の転勤がなくなってしまうね。」でした。
校長もこた美を受け入れる環境を整えることは頭にない様子で、
早くこた美を他校へ出したいのだろうなと思ってしまいました。
私はこた美の病気休暇の期間を長くとる為に
精神科の方で診断書を書いてもらう予定であることを伝えました。
身体的な病気であれば病気休暇は90日までとされているのですが、
精神疾患での病休であれば180日間まで取得可能で給与も全額支給されるとのこと。
ただ、精神疾患で病休をすると復帰プログラムというものを受ける必要があり、
働き始める1か月以上前から職員室へ来てみたり、教壇に立ってみたり、
そういう復帰する為の練習を行う必要があるそうです。
正直私としては1年間は休ませるつもりだったので、復帰プログラムについてはどうでもよかったのですが…
長期で教員が休むことによる学校側のデメリット
私はこた美を1年間以上休ませたいと思い、校長に対して
小太郎(私)「1年以上やすませることも場合により必要かなと思います。」と伝えると、
校長「ドクターの判断にもよりますが…」
とあまりそうしたくない雰囲気を出されてしまいます。
これはなぜかというとこた美が病休をとる間、校長は代替の先生を探し続ける必要があるからです。
教員の働き方には大きく分けて2つあり、正規雇用と非正規雇用があります。
違いは教員採用試験に合格しているかの違いです。
妻は教員採用試験に合格した正規雇用でした。
正規雇用の場合は人事配置を決めるのは教育委員会ですが、
正規雇用だけでは足りない教諭の補填として講師を探すのは校長の仕事です。
要はこた美が辞めてくれると来年度から新しい先生が配置されますが、
休まれると妻の代わりの講師を探し続けることが必要になるわけです。
その背景を知っているので、
校長「学校の事を考えるのがしんどいなら一度退職も考えてもいいかもしれないね。」
と言われましたが、
絶対学校の都合で辞めさせてたまるかと思ってしまいました。
まとめ
入院の延長が決まり、長期で休む場合の制度的な話はできましたが、
こた美が職場復帰する場合にどのような配慮をしてくれるか等、
職場環境の改善は相変わらずありません。
長期で休むデメリットとして
校長「こた美のことを知る管理職(校長や教頭)がいなくなること」だと言われましたが、
小太郎(私)「校長が変わることで職場環境が変わるならそれが一番のメリットや!!」
と思わず言いたくなってしまいましたね。
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