毎日が日曜日だったらいいのにと思ったことはないでしょうか?
小、中学生の頃は毎日遊びたくて仕方がなかったので、
学校休みにならないか願っていましたね。
他者から見れば介護休業中の状態は毎日が日曜日状態なので、
20代職場の後輩から休めてうらやましいと言われたことがあります。
確かに仕事や学校の重圧のようなストレスは相当減るので楽になる部分はあります。
しかしそれは自分や家族が健康な状態で初めて
「休み」というものがとれるのだと思いました。
やってみないとわからないしんどさが介護にはとても隠れている気がしますね。
介護休業終了へのカウントダウン
2023年4月下旬
4月初旬から介護休業が始まり、
様々な所に一緒に行き、楽しむ中で少しずつこた美の症状が緩和されていきました。
そんな介護休業も4月下旬にさしかかり、
5月からは私の出社が始まってしまいます。
介護休業の終わる1週間前から少しずつこた美の様子が変わっていきます。
こた美「あと一週間後に(私)仕事行っちゃうの?」
こた美「あと5日後に(私)仕事行っちゃうの?」
毎日不安になった瞬間カウントダウンのようにこの言葉が出てくるようになりました。
私「行くけどしんどくなるようなら、また介護休業申請するから安心して」
と言っていましたが、そんな言葉に効果は全くなく、
こた美に再び様々な症状が現れます。
頭痛、腹痛、パニックなど少し治まっていたものが再び現れます。
特に夜寝る前に
こた美「寝ると明日が来る!明日いやや!」
と泣き叫び、私が仕事が始まってしまうことの不安や
明日がくることのしんどさがパニック症状として現れていました。
介護休業のメリットとデメリット
介護休業を経験して私が感じたメリットとデメリットを挙げるなら
メリットとして
- 自分自身の心と体を休ませられる時間を確保できる
- 介護休業中のみこた美の症状を緩和させることができる。
デメリットとして
- 介護休業が終わる直前や終わった後の大きな環境の変化がこた美の大きな負担になる
- 私自身仕事を始めるストレスとこた美の症状の悪化の状態を受け止める必要がある
要は介護休業中は比較的楽になるが、介護休業が終わったらとてもしんどいことになるよ
ということがわかりました。
私「もしかしたら、介護休業したことで治るかも」
私「もしかしたら、回復傾向になってくれるかも」
心のどこかで期待していた所があったのかもしれません。
この介護休業前の症状を見て私はかなりのメンタルダメージをくらいました。
あくまで介護休業中の自分自身の心と体の体調を整えること、
そして、こた美がその期間だけ少しでも楽になれればOK。
これくらいの気持ちを持ち続けることが大切でしたね。
介護休業が終わる直前はしんどくなりましたが、それでもこの休みは
私にとって本当にありがたい1か月になりました。
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