雑談力って大事ですよね。
こた美が調子が良い時はドライブをしていても、
こた美が楽しそうに日々の出来事を話してくれます。
しかし、しんどくなると話すことができなくなり、
私が話題を探して話すのですが、
だいたい2.3回のキャッチボールで話が終わります。
気の利いた言葉がけが出来たらなと思うのですが、難しい…。
ストレス発散のために銭湯へ行く
2024年6月
新しい家に住み始めて約半年。
職場には近くなり、朝の時間が増えたものの、
その時間に新たに犬のお世話が加わり、
なかなか自分の時間を持つことができませんでした。
土日もほぼこた美と一緒にいる為、
心の余裕が徐々にすり減っていました。
このまま我慢すればいずれ爆発して、
こた美に怒りをぶつけてしまう可能性もありました。
そこで私は何とか気持ちを切り替える為に
こた美の体調が良くない中、申し訳ないが
3時間程銭湯へ行って一人の時間を無理やり作りました。
銭湯でゆっくりしながら、自分の時間が持てることの
ありがたみを感じていました。
体も心もリフレッシュして、
気持ちの余裕が出来た所で家に帰りました。
こた美がいない
私「ただいまー」
「……」
家に帰ると違和感がありました。
私「こた美の靴がない?」
家中探しても当然こた美の姿はありません。
ラインを見ても連絡は入っていませんでした。
私「やらかした!」
急いで電話をかけましたが、
家の中にこた美の携帯を見つけてしまいさらに不安がつのります。
自転車もあるので歩きでどこかへ行った様子でした。
私は車で家の周辺を走り回りましたが、
こた美を見つけることは出来ませんでした。
私に後悔と焦りが出てきます。
私「お風呂に行くんじゃなかった、死ぬのだけは本当にやめてくれ」
そう願いながら車を走らせているとこた美から電話がかかってきました。
こた美「今家にいる」
私は力が抜けました。
私「よかったー」
急いで家に帰るとこた美がいました。
目は半目になり、意識がはっきりしていない様子でした。
こた美「(私)が心配で探しに行ってたの」
こた美「なかなか帰ってこないから、お風呂に行くって言ってたから、
何かあったかと思って探さなきゃって思った。」
私が行こうとしたお風呂屋は車で30分の距離にあるので、
こた美が歩いて行ける距離ではありません。
それでも1時間以上歩き続けたらしく、私は驚いてしまいました。
正常な判断が出来ていないことがわかりました。
うつ病になってから1年以上が経過し、
体が少し動けるようになったからこそ出来ることだと思います。
しかし、動けるからこそ何を考えて
どんな行動をするのかわからない怖さを知りました。
私がしんどい時に誰か後一人、
数時間でも見てもらえる人がいてくれれば…。
と無理とわかっていても助けて欲しい気持ちになりましたね。
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