3日間付き添う(115話)

うつとの闘い

軽いストレスの時は友達とおしゃべりしたり、

趣味や運動で発散できます。

しかしあまりにも大きくなってしまった

ストレスを対処するのはとても難しいです。

こた美はストレスが大きすぎるとため込もうとするので、

早めに吐き出させて、少しでも気持ちを落ち着かせる必要がありました。

そして、吐き出すことが出来れば回復するまで

ただただ時間が経つのを待つ。

これがなかなかしんどいもんで…。

休んでも休んでも

2024年1月末

こた美が義妹との通話があった次の日。

朝からこた美の顔色はとても悪く、

頭痛、吐き気、腹痛、気持ちの落ち込みが

一気に押し寄せているようでした。

また「消えたい」という気持ちが出てきてしまったので、

私は1日仕事を休み、こた美の横で背中をさすっていました。

またいつも行く精神科へ予約の電話をし、

とりあえず2日後に予約を取ることができました。

少しでも気分転換ができるように、喫茶店でサンドイッチや

散歩をしてみました。

ただ、気持ちはなかなか上がらないようで、

食べたものはすぐに吐いてしまい、なかなか良くなりませんでした。

私の母にも義妹との出来事について相談して、

1時間くらい私とこた美、母の3人でお話をしました。

母は特にアドバイスをするわけではなく、

ただただ話を聞いてくれました。

こた美は気持ちを吐き出せたのか、

この時が1日で一番気持ちが楽な顔をしていました。

ただ、夜になると再び体調は悪くなり、

こた美「もう消えてしまいたい」

という言葉と共に深夜まで寝れない状態でした。

次の日も朝から精神が不安定なこた美を置いて

仕事へは行けず、私は休みをとりました。

一人になるとすぐに「消えたい」思考回路になる為、

できるだけ一緒にいるようにしました。

ドライブへ行き、プリンなどを食べている時は

比較的落ち着いているのですが、

夜になると再び落ちてしまいました。

3日目は一昨日こた美が落ちた際に病院へ電話して予約した病院へ行きました。

精神科の先生へ義妹との出来事を話し、

距離を取るように言われ、精神安定剤をもらいました。

しかし、薬の効果はあまりなく、

深夜まで不安定な状態が続きました。

その後土日を挟んで何とか少しずつこた美は

気持ちをコントロールできるようになり、

落ち着いていきました。

この3日間ずっと顔色が悪く、いつパニックになるかわからない状態のこた美を

夜遅くまで介抱するのはかなりしんどかったです。

とりあえず義妹とはしばらく連絡を

取り合わないようにこた美と話し合って決めました。

この感情をどこへ向ければいいのか

私がこの3日間溜まりに溜まったストレス、義妹に対する怒り、

本当言うと義妹にすべてぶちまけたかったです。

しかし、こた美が義妹と距離を取ると言ってくれた以上、

これ以上関わりたくないと思い、何もしない選択枝をとりました。

本音を言うと私が義妹と言い合う体力も気力もありませんでした。

唯一私の母には

私「なんで俺だけこんなしんどい立ち回りしないといけないの」

と愚痴を吐いていましたね。

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