今回リモートワークを会社側が提案してもらえたのは、
本当にありがたかったです。
いつもなら
こた美「また5日間一人で絶えないといけない」
と日曜日の夜から精神が乱れまくっていました。
しかし、水曜日のリモートワークを入れると
気持ちの浮き沈みはあったものの
何とか一週間休まずに行くことができました。
三月末は教え子の卒業ということで、
気持ちはかなり不安定でしたが、何とか耐えていました。
仕事を休む連絡をしなくても良いのは私としても
気持ちの面でかなりよかったです。
返事がない
2024年4月
新年度が始まりリモートワークで少し落ち着いていくかと
思ったのもつかの間、こた美の体に新たな異変が起きます。
私は仕事へ行く前にこた美に
私「行ってきます。」
と挨拶をしています。
いつもなら体は起きられないにしても、
少しだけ手を振ってくれたりします。
しかしこの日は
こた美「………」
何も発せず何の動作もありませんでした。
私はこた美の体をさすりながら
私「どうした?大丈夫か?」
と問いかけましたが、
反応がありませんでした。
かすかに口がパクパクしていましたが、
目はつむったままで体を起こそうとしても、
だらんとしてこた美自身に力が全く入っていない状況でした。
救急車を呼ぶ
今までこの状態のこた美を見たことが無かったので、
これが時間を置いたら治まるのか、早く治療が必要なのか
私には判断できないので、救急車を呼びました。
15分後くらいに救急車が来て、
こた美の意識チェックをしてくれました。
救急隊員「確認した所、意識はあるので安静にしていれば動けるようになると思います。」
とのこと。
私はとりあえず安心しました。
救急隊の人が帰った後、1時間くらいこた美をさすり続けると
こた美の体が少しずつ動けるようになってきました。
自分の体じゃない
1時間くらい経ち体が少しずつ動かせるようになりましたが、
話すことは難しかったので、筆談で話していました。
こた美「ごめん」
会社を休ませてしまったからだと思いますが、謝ってくれていました。
その後話せるようになってきて
こた美「自分が自分の体じゃないみたい。まったく体をうごかせなかった。」
こた美「意識はあるからずっと(私)を呼んでたけど、口が動かなかった。」
こた美「救急車も呼ばなくていいよ。って言ってた。」
とのこと。
私「精神の不調ってここまで体に影響を及ぼすのか。」
と私はうつ病の恐ろしさを改めて体感した一日でした。
数日後病院でこの出来事を言った所、「乖離(かいり)」という症状で、
うつ病の患者さんの中には意識が飛ぶこともあることを聞きました。
こた美の症状があまり良くない方向にいってるなという感じがしました。
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